~ウィスキー探してます~
ニッカウヰスキー スーパーニッカ
竹鶴政孝から妻リタへ捧げる愛と感謝のウィスキー
不惑のおっさん、MOSSA11号
明日へ心を切り替えるスイッチとするために、毎日ウィスキーを飲っています
ニッカウヰスキーのウィスキーはこれまでいくつか紹介してきました
こちらのディープブレンドは、MOSSA11号的にかなりの上位打線です
今回はコチラ
ブレンディッドウィスキー
スーパーニッカ
500mlボトル、税抜き1500円ほど
ボトルの量とコスト的には少々高い方ですが、それも納得の味わい
【スーパーニッカ】
ニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝が、1961年に死去した妻リタへ捧げるため、息子の威と共に余市蒸留所内の貯蔵庫と研究室に籠りきりになり開発したウイスキー
重厚で力強い余市モルト、やわらかで華やかな宮城峡モルト、そして蜂蜜のような甘さをもつカフェグレーンの各種原酒をブレンドし、深く芳醇な味わいとなっています
1962年当時の大卒初任給が約15000円だったのに対し、3000円という高額な価格設定だったそうな
現在でいうと、大卒初任給約20万円に対し、約4万円!!
それほどの思い、自信作であったのですね
【デザイン】
「ウイスキーが熟成するまで何年もかかる。大きくなった娘を嫁にやるのと一緒なのだから、立派な衣装を着せてやりたい」
という竹鶴政孝の強い思いから、ボトルデザインにも徹底的にこだわったそうな
気品があり優美なやわらかさを感じさせるボトルデザインは、各務クリスタル製作所(現 カガミクリスタル)のセミクリスタル製手吹きボトルによるものです
この独特のボトルシェイプを活かすベージュ、赤、金の調和のとれたやわらかな色使いに、ニッカエンブレムを合わせ、伝統と格式をまとったものとなっています
西洋風に見えて、真ん中には兜と市松模様、両脇の動物は狛犬
何度見ても格好良いエンブレムですね
【ロックで飲る】
華やかの一言
ディープブレンドに通じる重厚さがあり、決して甘すぎるわけではありませんが、華やかで明るい風味です
後味はすっきり
【ハイボールで飲る】
この華やかな甘さに炭酸が加わると、イイ感じのキレのある風味のハイボールに!
日本のウィスキーの父ともいえる竹鶴氏の渾身のウィスキー
文句なしに美味い逸品です!