MOSSA11号です
2018年8月末~9月に、アイスランド旅行に行きました
【2日目夜】
20時30分頃、オーロラハンティングに向けホテルを出発
ツアー会社の駐車場で送迎用の小型バスからツアー用の大型バスに乗り換え、レイキャビク郊外へ
天気は快晴、期待に胸が膨らむ
オーロラは、緯度65~70度のオーロラベルトというエリアで観測できる
北半球ではカナダのイエローナイフやアラスカ、北欧諸国が位置しており、オーロラ観測で有名だが、北米では厳しい寒さ、北欧ではオーロラベルトに位置する都市への移動がある
アイスランドは、国土全てがオーロラベルトに入っており、レイキャビクを拠点に街明かりを避ける程度の移動でオーロラを見ることができる
また、アイスランド周囲の暖流の影響で、冬でもさほど冷え込まないため、厳寒装備は必要ない
ただ、暖流の影響で雲が発生しやすいというデメリットもある
45分ほど走り、高速道路のPAのようなところに到着
建物は消灯しており、周囲は溶岩台地
風が強く吹き抜け、日本の冬並の寒さだ
フリースに防風ジャケットを羽織っていたが、少々厳しい
防寒のための上着、重ね着は必須だ
添乗員の説明によると、
オーロラはいつ現れるかわからない
白っぽく薄い雲のように見える
とのこと
あと、当然だがカメラ等のフラッシュは厳禁、と注意があった
ひたすらオーロラ出現を待つ
だが、寒さに耐えかね、バスの中に避難
ツアー客の半分ぐらいは、寒さのためバスの中でオーロラ出現を待っていた
突然、添乗員がバスを叩いてオーロラ出現を知らせる
皆、いっせいに外へ
添乗員が示す方角の空の一角に、薄い雲のような、ベールのようなものが見える
これがオーロラか
残念ながら、それは大きく拡がるようなことは無く、消えてしまった
その後、オーロラは現れず、真夜中が近くなり、添乗員がバスの戻るように促す
添乗員が、今日はオーロラがほとんど出現しなかったため、希望者は明日の夜にもう一度ツアーに参加することができる云々の説明をし、出発しようとする、、、
その時!!
もう1人の添乗員が外からバスを連打!!
強い輝きではないが、薄い光のカーテンが空一面に広がっている
光が舞い、流れ、大きく広がる
約10分程度の光の乱舞
手持ちのiPhoneでもこれぐらいの写真を撮ることができた
オーロラを観れなかったら、という不安は出発前からあったため、観ることが出来た安堵と興奮に包まれながら帰途についた