~ウィスキー探してます~
ボウモア12年 まさにアイラの女王
不惑のおっさん、MOSSA11号
明日へ心を切り替えるスイッチとするために、毎日ウィスキーを飲っています
今回は、スコッチウィスキーの聖地、アイラ島で作られるアイラモルトの中でも、「アイラの女王」と称されるスコッチウィスキー
BOWMORE ボウモア 12年 (ハーフボトル)
2500円ほど
フルボトルだと、なかなか手が出せないお値段ですが、ハーフボトルだと何とか、、、
それでも2000円超ですが汗
【アイラモルト】
アイラ島は、ピートという、コケなどの植物が分解されずに蓄積された泥炭を含む湿原に覆われており、ピートを湿原から切り出し、ウィスキーの原料の麦芽を乾燥させるために燃やして使います
ピートは100年でわずか数センチしか堆積しません
アイラ島のピートには、海水や海藻類など、強い海風が運んできた海産物がたくさん含まれているため、アイラウィスキーは、磯の香り、スモーキーな香りが特徴となります
【ボウモア蒸溜所】
「ボウモア」はゲール語で「大きな岩礁」の意味
ボウモア蒸溜所は、波打ち際の岩盤を削り取り建造されたものでダイレクトに海に面しており、蒸溜所に潮の香が満ち、あらゆる製造工程で「海」の影響が大きいそうです
ボウモア蒸留所は、アードベッグ、ラフロイグなどのビッグネームの蒸溜所が集まるアイラ島の中でも最古で、創業は1779年
日本は江戸時代の真っ只中、アメリカでは合衆国ができたばかり(1776年独立宣言)
古くからの歴史をもつ、別格の蒸溜所とされています
1980年、エリザベスⅡ世女王がボウモア蒸溜所が訪問され、ボウモア蒸溜所はアイラ島の蒸溜所の中で唯一女王が訪れた蒸溜所となりました
女王の前で樽詰めされたウィスキーは、2002年、女王戴冠50周年のお祝いに「BOWMORE THE QUEEN’S CASK」として王室に献上されたそうな
【ロックで飲る】
コルクの栓をあけると、スモーキーというよりはむしろ甘い香りが漂います
口に含んでみると、スモーキーさがはっきりと分かりますが、強い主張ではありません
スモーキーさと上品な甘味とのバランスが非常に良い感じです
そして鼻に抜ける潮の香、まさに「海のシングルモルト」です
飲んだあとは、甘くもあり苦味もある余韻が長く続きます
【ハイボールで飲る】
少々勿体無い気がしますが、勿体つけずに濃い目で、ハイボールにしてみます
炭酸の泡とともにスモーキーな香りが立ち昇ります
そしてスモーキーさは損なわれないまま、爽やかな甘味の飲み口となります
重厚な薫香を持ちながら上品な甘味
まさにアイラの女王
せっかくなのでスモークサーモンと合わせてみました
燻製の香とサーモンの旨みが、ボウモアのスモーキーさ、潮の香とバッチリ合います
( ゚Д゚)ウマー